アートや文化施設の公式ガイドを無料で楽しめるデジタルプラットフォーム「Bloomberg Connects(ブルームバーグ・コネクツ)」が、日本で本格的な展開を開始する。
Bloomberg Connects最大の特徴は、各施設が制作する公式ガイドコンテンツだ。作品解説や展示ガイドには、キュレーターやアーティスト本人が登場することも多く、最新のアート情報が常に提供される。日本では現在、国立新美術館や、東京都現代美術館、アーティゾン美術館をはじめとする美術館がすでに同サービスと提携を開始。対応施設のリストや利用可能な機能の詳細は、公式ウェブサイトで公開中だ。

また、同サービスはオフライン利用にも対応しており、旅行先でもスムーズに利用することができる。ロンドンでは、グリニッジからストラトフォードを結ぶ歩道に点在する屋外彫刻、ニューヨークでは、郊外に位置する野外美術館「ストーム・キング・アートセンター」など、幅広い機会と場所で利用することが可能だ。
日本では「再来芸術祭」も同サービスをすでに導入しており、街に点在する展示スポットを紹介するマップや、芸術祭の沿革、過去の活動の様子などを見ることが出来た。今後どのような機能やコンテンツが拡充していくのか、ぜひ注目してみてほしい。