公開日:2026年3月17日

草間彌生の石彫《われは南瓜》が箱根・彫刻の森美術館に新収蔵。屋外展示エリアのリニューアルとともに公開

国内で見られる唯一の草間彌生の石彫作品が彫刻の森美術館で新たに展示。4月19日より公開。

神奈川県箱根町に位置する彫刻の森美術館は、新収蔵作品として草間彌生《われは南瓜》(2013)を屋外展示場の一角に展示する。

本作品は、三菱地所が東京・丸の内で実施する「丸の内ストリートギャラリー」にて2025年まで展示されていた、国内で唯一鑑賞できる草間の石彫作品だ。同館にとって、草間作品の収蔵は今回が初となる。

草間彌生

草間は、1962年に布などで制作した「ソフト・スカルプチャー(柔らかい彫刻)」をニューヨークで発表して以来、多様な素材による表現を続けてきた。本作はそのなかで初めて石で制作された作品だ。草間の分身とも言えるこの石の南瓜は、未来永劫に「愛はとこしえ(永遠)」のメッセージを伝え続けている。

なお、収蔵にあたり、カフェに隣接する展示エリアには鮮やかなモザイクタイルが敷設され、作品を活かした空間としてリニューアルされる。関連イベントとして、丸太広場キトキでは草間作品のインスタレーションの展示や、草間のインタビュー動画の公開も予定されているほか、ショップでのグッズ販売も行われる。

東京・丸の内の都市空間から、四季折々の自然に包まれた箱根へと展示の場を移すことで、作品はどのような表情を見せるのか。自然のなかに佇む姿を、ぜひその目で確かめてほしい。

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