第一章 覚醒のゲストルーム ©HYBE JAPAN
ENHYPEN初のイマーシブ展示「House of Vampire ~Dive into ENHYPEN Chronicle~」が、東京・新宿の新宿住友ホールで3月16日まで開催されている。本展は、ENHYPENの楽曲と物語の世界を体験型コンテンツとして再構築した没入型ミュージアムだ。

ミュージックビデオの世界に入り込んだかのような空間演出と、新たに撮り下ろされたビジュアルが組み合わさり、展示全体はインスタレーションのような没入感を生み出している。視覚や聴覚だけでなく、香りや触覚、味覚にまで及ぶ演出が取り入れられ、鑑賞者の感覚を包み込む体験が設計されているのも見どころのひとつ。


展示は物語をたどる構成となっており、来場者はヴァンパイアの館へ招かれた登場人物として体験を進めていく。空間を移動するにつれて、欲望や葛藤といった感情の揺らぎを表現した場面が現れ、物語の世界へと引き込まれていく。

鏡や光を用いた演出が広がる空間では、自分の姿がメンバーの映像やビジュアルと重なり、鑑賞者自身も作品の一部となったかのように感じられる。さらに進むと、楽曲「Bite Me」を想起させる幻想的な演出が現れ、非日常的な空気が漂い始める。



巨大3D LED映像と花の香りに包まれる空間へ。楽曲「XO (Only If You Say Yes)」の世界観のなかで、メンバーが目の前に現れるような臨場感が生まれ、視覚、聴覚、そして嗅覚が重なり合うことで、現実の空間にいながら作品世界のなかに入り込んだような体験が味わえる。

クライマックスの「選択の間」では、「嫉妬」と「信頼」のどちらを選ぶかによってエピローグが変化する。自らの選択で物語が完成する仕組みにより、一度では体験しきれない多層的なストーリーが生まれ、訪れるたびに異なる驚きに出会える。

デビューからの5年間の楽曲を軸に、ENHYPENの世界を体感できる。音楽、映像、空間演出、テクノロジーが融合した空間が、来場者を物語のなかへと引き込む。ぜひ会場で体感してみてはいかがだろうか。