公開日:2026年4月9日

「東京建築祭2026」が5月開催。エリアを拡大し、建築数は過去最多に

東京の建築を舞台に、特別公開や展示、ガイドツアー、トークなどを通してその多様な魅力に出会う。会期は5月16日〜24日

「東京建築祭2026」キーヴィジュアル

今年で3回目を迎える大規模建築体験イベント「東京建築祭」が、東京各地で開催される。上野〜品川〜渋谷エリアを中心に、魅力的な建築の特別公開や展示、ガイドツアー、キッズプログラムなど、多彩な企画を展開。建築をひらき、まちの魅力を再発見する9日間となる。会期は5月16日〜24日。

カナダ大使館

「東京建築祭」は、東京の多様な建築を楽しみながら、まちの魅力を再発見する建築体験イベント。「建築から、ひとを感じる。まちを知る。」を理念に、普段は非公開の建築の一般公開をはじめ、建築主や専門家によるガイドツアーなど、多彩なプログラムを実施する。つくる人、使う人、守り継ぐ人といった多様な関わりに触れることで、建築をより身近に感じ、自らのまちの魅力や未来を考えるきっかけを提供する。

初開催となった2024年は日本橋・京橋、大手町・丸の内・有楽町、銀座・築地を対象にスタート。2025年には上野・湯島・本郷、神田・九段、港区エリアが加わり、開催エリアを拡大してきた。2026年は新たに渋谷にも展開し、参加建築は過去最多となる151件にのぼる。

「東京建築祭2026」開催エリア

「東京建築祭」プログラム

プログラムでは、歴史的な近代建築や戦後のオフィスビル、リノベーション建築に加え、今年は学校建築や博物館・美術館などの文化施設、和風建築、大使館なども充実し、体験できる建築の幅がさらに広がった。また、設計事務所や建設会社のオフィス公開、建築学科の学生による発表など、建築に携わる人々と出会える機会も拡充されている。

通常は非公開の建築や場所を公開する特別公開、通常公開されている場所で展示を行う特別展示には70件の建築がラインアップする予定。無料、申込不要で自由見学することができる。予定されている建築は以下の通り。

旧岩崎邸庭園、東京国立博物館 日本庭園 茶室、東京大学 理学部2号館、東京藝術大学 赤レンガ1号館、東京都美術館、国立国会図書館 国際子ども図書館、神田ポートビル、旧近衛師団司令部庁舎、パレスサイド・ビルディング、マーチエキュート神田万世橋(旧万世橋駅)、明治生命館、日本橋三越本店、カトリック築地教会、有楽町マリオン、旧新橋停車場、スパイラル、東京都庭園美術館、ヒルサイドテラス ほか

東京藝術大学 赤レンガ1号館
全日本海員組合本部会館

ガイドツアー(原則有料、事前申込制)では、建築の所有者や建築家、技術者、研究者など、その場所と深く関わってきた人々がガイドを務め、参加者とともに建築をめぐる。今年は120コース・計257回に拡大し、より多彩な体験を楽しめる。

一部抜粋
【桜縁荘(旧唐木田家住宅)】更地の危機から次の100年へ。大正住宅の改修プロジェクト
【谷中】道と建物に残る、江戸からの記憶をたどる
【メキシコ大使館】大江宏のモダニズムを味わう
【NTT日比谷タワー】計画者と見つめる、未来の都心像
【三菱一号館】現代によみがえったコンドル建築の魅力と、復元の舞台裏を知る
【東京サンケイビル】都市とつながる大規模オフィスビルを巡る
【JINS銀座店】設計者と感じる、やわらかな和とアートの共鳴
【ミュージアムタワー京橋ビル】都市と芸術をつなぐ摩天楼、その設計思想に触れる
【GINZA SIX】設計者といく都市再生の舞台裏、能楽堂や非公開エリアを特別見学
【増上寺三解脱門】重要文化財保存修理の現場を特別見学
【SHIBAURA HOUSE】新たに生まれた宿泊空間も公開、浮遊するような建築を歩く
【スペイン大使館】ガーディナー最晩年のスパニッシュ・スタイル洋館
【全日本海員組合本部会館】受け継がれるモダニズムと、生き続ける建築
【サニーヒルズ南青山】木組みファサードの建築を巡るティータイム付きツアー
【とらや 赤坂店】甲斐みのりさんと「名建築でスイーツを」和菓子文化を味わう
【建築倉庫】建築模型で体感する、東京のもう一つの姿
【デンマーク大使館】文化を映す住まい- モダニズムの大使公邸へ
【梓設計】空と働く建築-梓設計オフィス×ANA BLUE BASEツアー
【ワタリウム美術館】展覧会場から屋上・バックヤードまで、建築とアートを味わう特製和菓子付きツアー
そのほか

さらにトークイベントや交流会、ワークショップなども行われる。ガイドツアーおよび事前申込制のプログラムは抽選制で受付を実施。詳細は公式サイトを確認してほしい。抽選申込の締め切りは4月19日23時59分。

鹿島KIビル

「東京建築祭2026」
会期:2026年5月16日〜24日(特別公開:23日-24日)
会場:東京都各所
https://2026.kenchikusai.tokyo/

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