「高知の前衛 高﨑元尚と浜口富治」

高知県立美術館
2月28日開始

アーティスト

高﨑元尚、浜口富治、入交京子、大西清澄、小原義也、坂田和、志賀健蔵、須藤康夫、高野朗、武内光仁、竹村文男、谷岡久、谷平務、寺尾孝志、日和崎尊夫、堀愼吉、正延正俊、三木一成、宮地俊一郎、宮本初義、柳原睦夫
高知出身の美術家、高﨑元尚(たかさき もとなお、1923–2017)と浜口富治(はまぐち とみじ、1921–2009)の活動を辿り、1960年代の高知で起きた前衛美術運動の実像に迫ります。
戦後に創作活動を本格化させたふたりは、1950年代から並んで頭角をあらわしました。62年には地元の作家たちと美術グループ「前衛土佐派」を結成、高知から新たなムーブメントを起こそうとします。

1960年代初頭の浜口は、刃物を用いた挑発的な作品を発表する傍ら、架空の展覧会の案内状を郵送する作品など、世界的にも早い時期にコンセプチュアルな制作に取り組みました。一方の高﨑は、63年に代表作《装置》を発表して自らの評価を確立。前衛土佐派にとどまらず、66年には関西の「具体美術協会」に参加しています。
本展では、当館が継続的に進めてきた作家調査の成果として、新たに確認された作品や資料を一挙に公開します。長らく全体像が捉えられなかった浜口の1960年代の活動や、高﨑が《装置》を発展させていく歩みを、はじめて体系的に紐解きます。あわせて、前衛土佐派に参加した地元作家の作品や、彼らと並走した詩人たちの活動にも注目することで、これまで十分に語られてこなかった60年代の高知のアートシーンを浮かび上がらせます。

1950年代半ばから相次いでオープンした喫茶店や画廊を発表の場に、高知の作家たちは独自の表現を模索しました。その歴史に改めて目を向けることは、単一的な歴史観を揺さぶり、ローカルな視点から美術史を編みなおす試みにほかなりません。高知の前衛を体現するふたりの美術家の足跡をご紹介する初の機会に、どうぞご期待ください。

スケジュール

2026年2月28日(土)〜2026年3月31日(火)

開館情報

時間
9:0017:00
入場料一般 1200円、大学生 850円、高校生以下 無料
展覧会URLhttps://moak.jp/event/exhibitions/zenei.html
会場高知県立美術館
https://moak.jp/
住所〒781-8123 高知県高知市高須353-2
アクセスとさでん後免線県立美術館通駅より徒歩9分、JR土讃線高知駅南口高知駅よりタクシー10分
電話番号088-866-8000
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