キュンチョメは、ホンマエリとナブチの2人によるアートユニット。社会問題や自然災害、動物と人間の関係、自然環境など身近なテーマを手がかりに、映像、写真、ドローイング、立体など多様なメディアで作品を発表してきた。関西では初個展となる本展では、琵琶湖の西岸、高島市大溝地区の3つの民家を舞台に作品を発表。「水」の存在を起点に、新作を含む、映像、写真、立体、ドローイングなどが紹介されている。レポートはこちら。
会場:旧福井盛弘堂ほか
会期:2月21日~4月19日
戦後、伝統と革新のはざまで揺れる日本画界において、若き画家たちによる前衛的な試みが行われた京都。本展では、1940年代以降に結成された3つの美術団体──創造美術、パンリアル美術協会、ケラ美術協会を中心に、日本画の枠を問い直し、新たな表現を模索した気鋭の若手画家とその軌跡を紹介する。「これが日本画なのか」と驚かされる作品の数々を通して、日本画表現の豊かな広がりを感じられる展覧会になっている。レポートはこちら。
会場:京都市京セラ美術館
会期:2月7日〜5月6日
本展は、京都を拠点とする印刷会社サンエムカラーがアーティストたちと協働して展開するプロジェクト。長年にわたって写真集や文化財複製を手がけるなかで培ってきた技術を活かし、印刷を表現手段のひとつとして探る作品を発表する。キュレーションはこれまでに多くの作品をサンエムカラーで制作してきた、たかくらかずきが担当。参加作家は、たかくらに加えて、金氏徹平+CMTK(森千裕×金氏徹平)、草野絵美、小林健太、三重野龍、村田実莉。なお本展は、「ARTISTS' FAIR KYOTO 2026」の関連イベントとして開催され、出展作品はすべて販売される。
会場:ホテルアンテルーム京都
会期:2月20日〜4月5日
本展は、アメリカのアーティスト、ジェフ・クーンズによる1980年代初頭の代表的なシリーズから後期の作品にいたるまで、その創作の変遷をたどる。コラージュ、洗練された技巧を通じて、クーンズはモノの価値やイメージの機能、さらには鑑賞者の受容や思索を促す装置としてのアートの力を問いかけてきた。40年以上にわたるその実践は、「ありふれたもの」を内省と歓びの空間へと変容させ、「バナリティ(陳腐さ)」を強烈な美的体験の源として提示している。レポートはこちら。
会場:エスパス ルイ・ヴィトン大阪
会期:2月20日〜7月5日
フランスを代表する画家ピエール=オーギュスト・ルノワールは、肖像や風景、静物、家族、裸婦など幅広い主題を手がけながら、絵画に喜びや美しさを見出し続けた。印象派を出発点としつつ、絵画の伝統にも学び、探究を重ねたその仕事には、温かく愛情に満ちた眼差しが通底している。本展では、生誕185年を記念し、山王美術館コレクション約50点を通して、光と色彩にあふれたルノワールの世界を紹介する。
会場:山王美術館
会期:3月1日〜7月31日